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2026.03.22 夜

ステーキで語るニューヨークラグジュアリー@Empire Steak House Roppongi

焼肉・肉料理

六本木・麻布・広尾

10000円〜29999円

★★★☆☆

六本木・芋洗坂の夜に重厚な存在感を放つ『Empire Steak House Roppongi』。そのルーツはニューヨーク・ブルックリンの名門「ピータールーガー」で25年以上腕を磨いたシナナジ三兄弟にあり、2010年にマンハッタンで独立、そして2017年に海外初進出の地として六本木を選んだ。掲げるのは“本場NYステーキの再現と継承”。言い換えれば、クラシックの徹底だ。煌びやかなシャンデリアと重厚な木材が作る空間は、1920年代アメリカのダイニングを思わせる王道のラグジュアリー。

まずは「エンパイアサラダ」。角切りのトマトにベーコンを合わせた一皿は、視覚的にも軽やかながら、ひと口でスモーキーな香りが支配する。ベーコンの薫香が全体の味を引き締め、シンプルな構成ながらスターターとしての役割をきっちり果たす設計。

続く「フレンチオニオンスープ」。表面を覆うチーズの焼き色が食欲を刺激し、スプーンを入れればとろりと伸びる濃厚な層。その下には玉ねぎの甘味が凝縮されたスープが控え、コクの厚みで押し切るクラシックな仕上がり。分かりやすく満足感を積み上げてくる一杯だ。

そして主役の「エンペラーステーキ」。シャトーブリアンのしっとりとした柔らかさ、サーロインの力強い旨味、その対比が一皿で成立する構成がこの店の核。約1ヶ月のドライエイジングで旨味を凝縮し、超高温で焼き上げることで外は香ばしく中はジューシーに仕上げる。そこにバターソースが重なり、肉の脂と乳脂のコクが一体化する。

付け合わせの「フライドポテト」、そして濃厚な「クリームスピナッチ」まで含めて、アメリカンステーキハウスの王道を体現するプレートだ。思わず食べ進めてしまう、この分かりやすい強さ。

ここは、本場ニューヨークのステーキ文化を、そのまま六本木で体験できる一軒。肉を食べる夜に迷ったら、ここは実に分かりやすい答えになるだろう。ご馳走様でした。

Empire Steak House Roppongi
050-5594-4954
東京都港区六本木6-7-11 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13213238/

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