2026.02.21 夜 神楽坂で食べる、福井の醤油かつ丼@若狭 醤油かつ丼と豚汁 厳選味覚 うまもんや とんかつ・揚げ物 四ツ谷・市ヶ谷・飯田橋 1000円〜2999円 ★★★★☆ 神楽坂の路地に、若狭の味を掲げる一軒がある。『うまもんや』。東京に店を構えながら、テーマは一貫して福井・若狭。看板は「醤油かつ丼」。若狭地方で長く続く溝口精肉店の流れを汲み、若狭唯一の醤油醸造所「千成屋醤油店」の醤油を使う。地元の素材を軸に組み立てた、土地色のはっきりした一杯だ。 若狭のかつ丼は、一般的なソースかつ丼とは方向性が異なる。甘辛いソースではなく、醤油をベースに生姜を効かせるのが特徴。発酵文化が根付く土地柄らしく、味わいはキレと香り重視。油のコクを押し出すというより、全体を引き締める設計になっている。 注文は「醤油かつ丼」。まず立ち上がるのは、生姜のはっきりとした香り。丼の中には福井県産コシヒカリ、その上に千切りキャベツ、さらに薄めに仕上げたとんかつ。衣は軽く、食感はサクッと小気味いい。口に運ぶと、醤油の塩味と旨味が先に立ち、生姜の刺激がすっと抜ける。続いて豚肉の甘みが広がる流れ。かつを薄めに整えている分、タレとの一体感がある。キャベツが間に入ることで油の重さが和らぎ、食べ進めやすい。 米の存在感も大きい。。福井県産のコシヒカリは粒立ちがよく、タレをまとってもべたつかない。「豚汁」は具材がしっかり入り、味噌のコクと豚の旨味が広がる。生姜醤油のシャープさとは対照的な、落ち着いた味わいだ。 精肉店の流れを感じさせるのは、肉の扱いのバランス感覚。厚みで主張するのではなく、丼全体のまとまりを優先している。地元の醤油、地元の米、地元の肉、地元の米。神楽坂で若狭を味わうという体験は、きっとここでしかできないだろう。ご馳走様でした。 — 若狭 醤油かつ丼と豚汁 厳選味覚 うまもんや03-6280-7373東京都新宿区赤城元町1-32 2Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13225976/