2026.02.10 夜 鳥刺しと焼鳥、定番が揃うお店@焼鳥 行雲 焼鳥・焼きとん 鹿児島 5000円〜9999円 ★★★☆☆ 鹿児島・天文館の賑わいから少し離れた樋之口町にある『焼鳥 行雲』。2014年の創業以来、地元客を中心に賑わいを見せる焼鳥店で、訪問時も店内は満席。カウンターとテーブル席に客が入り交じり、串が焼ける香ばしい煙とともに、酒場らしい活気が漂っていた。焼鳥を軸に、つまみや鶏料理が揃い、気取らず過ごせる一軒として定着しているようだ。 まず印象に残ったのは「鶏刺し」。鹿児島や宮崎では鶏肉を生で食べる文化が根づいており、居酒屋や焼鳥店では定番の一品。『焼鳥 行雲』でも「むね」と「もも」が提供され、薬味は生姜・にんにく・レモン・青ねぎとひと通り揃う。むねはさっぱりと淡白で、厚切りながら口当たりはやわらかめ。一方のももはタタキ仕立て。しっかり目の歯ごたえがあり、表面に香ばしさも感じられるが、噛み切るにはやや力を要する。食感の主張が強めで、好みが分かれるかもしれない。 それ以外の、つまみ。 「ポテトサラダ」は、粗く潰したじゃがいもにフライドオニオンをのせた構成。香ばしさが加わるものの、味わいはやや単調に映る。 「ぶつ切り皮酢」は、焼いた鶏皮をネギとともにポン酢で和えたもの。香ばしさよりも酸味が前に出ておりさっぱり優先。 「ひょうたん漬け」は、そのぽりっとした歯ごたえと独特の風味が印象的。箸休めとしての役割を超える存在感がある。 串は6本のおまかせ。それぞれ素材を活かした焼き加減で供され、構成は定番と変化球のバランスといった印象。 「ささみ」 「せせり」 「えんがわ」 「つくね(タレ)」 「芽キャベツ」 「春菊チーズ巻き」 最後は、 「鶏そぼろ丼」は甘めに炊かれたそぼろに卵黄をのせた定番の構成。海苔と大葉の香りが加わる。 「鶏スープ」は透き通ったビジュアルで、白髪ねぎが浮かぶ澄まし仕立て。ただ、味はかなり淡め。 店内は活気があり、会話と煙が混じる空気に焼鳥屋らしさが漂っていた。料理は焼鳥居酒屋としての定番をひと通り揃えた構成で、過不足のない内容だった。ご馳走様でした。 — 焼鳥 行雲050-5456-2951鹿児島県鹿児島市樋之口町10-45https://tabelog.com/kagoshima/A4601/A460101/46009853/