2026.01.29 夜 裏の家系!?@裏武蔵家 西千葉本店 ラーメン・つけめん 千葉 1000円〜2999円 ★★★☆☆ 西千葉駅のすぐ近く、赤い看板が目印の『裏武蔵家 西千葉本店』。もともとは「武蔵家 西千葉店」として営業していたが、2019年に店主が店舗を買い取り、屋号を変えて独立。「裏」の名はその経緯を反映しており、本家の味を土台にしながらも、自分たちのスタイルを加えたラーメンを提供している。学生の多い土地柄もあり、ボリュームと満足感を意識したメニュー構成が印象的だ。 ラーメンは家系らしい豚骨醤油。 スープは豚骨の旨味を軸にしながら、鶏油の甘みが加わっていて、濃度はあるがくどさはない。やや塩気は強めで、最初のひと口から輪郭がはっきりしている。 麺は中太のストレートに近いタイプで、歯切れともちもち感のバランスがいい。スープとの絡みも良く、最後までだれずに食べきれる。トッピングは家系の定番である海苔、ほうれん草、チャーシュー。それぞれが役割をきっちり果たしており、量も過不足なく整っている。 セットで頼んだ「裏カッパ(別皿)」は、青カッパ(きゅうりの漬物)と刻みチャーシューを豆板醤や胡麻油で和えた辛味小鉢。シャキッとした歯応えに、チャーシューの旨味、ピリ辛の刺激が加わり、ご飯のおかずとしても優秀。ラーメンの途中に挟めば、強めの味変が生まれて食欲が一段と加速する。 「ライス」は裏であっても、家系ラーメンの必需品。豆板醤を添え、スープを吸った海苔とほうれん草をのせてかき込む。それだけで一食として完結するような満足感がある。 結局、“裏”とは何だったのか。派手な仕掛けや奇抜な味ではなく、基本に忠実なラーメンと、ちょっとした工夫を積み重ねた一杯。その中に、自分たちなりのやり方で店を続けていくという姿勢がある。家系を名乗りながら、自分たちの味をしっかり持っている。いつか裏が表になっていくのかもしれない。ご馳走様でした。 — 裏武蔵家 西千葉本店043-238-6544千葉県千葉市中央区春日2-19-9https://tabelog.com/chiba/A1201/A120101/12004444/