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2026.01.15 昼

注文は、もちろん”FISH”のカレー@FISH 丸の内店

カレー

東京・日本橋

1000円〜2999円

★★★☆☆

丸の内オアゾの地下、昼どきの空気が最もせわしない場所に構える『FISH 丸の内店』。カレーというフォーマットに、チキン、ポーク、キーマ、豆といった選択肢は揃っているが、この店の空気を一番よく掴んでいるのは、やはり「二代目フィッシュカレー」だと思う。看板に掲げられたFISHという言葉が強く主張するわけではないのに、視線も思考も、自然とそこに寄っていく。

注文はカレーを選び、コンボを決め、ご飯量とトッピングを調整する流れ。少し整理が必要だが、慣れてしまえば自由度は高い。この日は2種コンボで「二代目フィッシュカレー」と「キーマカレー」を選択。選択肢は用意されているのに、ここに来て魚を外す判断が、なかなか思い浮かばない。

「二代目フィッシュカレー」は、まず白身魚フライの存在感がはっきりと伝わってくる。大ぶりで、皿の重心を一手に引き受ける佇まい。衣は軽く、ザクッと音を立てたあと、身はふわりとほどける。揚げ物としての満足感は十分だが、油の重さを引きずらない。カレーはスパイス感を保ちながらも前に出すぎず、揚げた魚を受け止めるためのソースとして機能する。この距離感がいい。結果として、これは「魚が主役」と言い切るより、この店の中で最も輪郭がくっきりした一皿、と言いたくなる。

もう一方の「キーマカレー」は、挽肉の旨味と豆の粒感が作る安定感が印象的。香り、コク、食感のバランスが良く、店の基礎体力を感じさせる。フィッシュと並べることで、尖りと土台の両方が見えてくる構成だ。アチャール、ゆで玉子、パパドといった副要素も、過不足なく配置され、食べ進めるリズムを整えてくれる。

看板にある「three uncles」とは誰のことなのだろう。かつて赤坂で「FISH」を営んでいた頃から、長い間同じ現場に立ち続けてきた仲間たちのことなのかもしれない。何十年もやってきたからこそ、いろいろ試して、削って、今ここに辿り着いたアウトプットなのだろう。ご馳走様でした。

FISH 丸の内店
03-6810-2316
東京都千代田区丸の内1-6-4 丸の内オアゾ B1F
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13248971/

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