2026.01.11 昼 野菜に始まり、ピッツァに終わる@高崎 芸術野菜とイタリアンピッツァ マーロ イタリアン・ピザ 前橋・高崎 3000円〜4999円 ★★★★☆ 高崎の街で、野菜を看板に掲げるイタリアンとピッツァの店がある。群馬の無農薬野菜を軸にした一軒『高崎 芸術野菜とイタリアンピッツァ マーロ』。創業は2014年。店名にある“芸術野菜”という言葉は少し強めだが、実際に食べてみると意図は明快だ。地元・群馬県の無農薬野菜を中心に、季節の旬をしっかり選び、料理の真ん中に据える。 まずは「こだわり旬野菜の彩り ガーデンサラダ」。ここがこの店の入口であり、名刺代わり。野菜はどれも瑞々しく、噛んだ瞬間に水分と香りが広がる。無農薬ならではの味の輪郭がはっきりしていて、ドレッシングは酸味を抑えた穏やかな設計。野菜の素材感を邪魔しない。 「絶品!脱皮したて海老の窯焼きアヒージョ」。脱皮したての海老は殻まで驚くほど柔らかく、噛むほどに甘味がにじむ。オイルには甲殻類の旨味が溶け込み、しっかりとしたコクが広がる。添えられたパンがそのオイルを受け止め、気づけば最後まで手が止まらない。 ピッツァからは「水牛のマルゲリータ」。トマトはじゅくじゅくと水分を含み、酸味が前に出る。水牛モッツァレラのミルキーなコクがその水分を包み込み、生地がしっかりと受け止める。バジルの青さと焼きの香ばしさが重なり、王道の構成ながら、きちんと記憶に残る一枚だ。 野菜を主役の1つに据えながら、イタリアンとしても、ピッツァとしても成立している。そのバランス感覚が、この店の一番の強さだ。サラダから始まり、前菜を経て、自然とピッツァに手が伸びる。気負わず食べて、しっかり満足できる。高崎で、この一軒がある意味は大きい。ご馳走様でした。 — 高崎 芸術野菜とイタリアンピッツァ マーロ027-384-2099群馬県高崎市中泉町123-2https://tabelog.com/gunma/A1001/A100102/10013958/