2025.12.04 昼 若者の街に似合う、豚の角煮定食@ikushika 居酒屋・定食 渋谷・恵比寿・代官山 1000円〜2999円 ★★★☆☆ 渋谷PARCOの地下に降りると、まず目を引くのは長く伸びた大行列。昼どきにはもはや風景の一部で、その先にあるのが『土鍋ご飯 いくしか』。若者の街・渋谷の熱気をそのまま抱え込んだような空気があって、定食屋でありながらどこかモダンな匂いも漂わせる。さすがパルコの地下、時代の感覚を自然とまとっている。 この日の「豚の角煮」は、皿に登場した瞬間にそのボリュームで語り始める。分厚い脂身、どっしりとしたサイズ感。軽くいなすタイプではなく、正面から食べ応えを提示してくる一皿だ。箸を入れれば柔らかさは十分で、じんわり広がるタレが脂の厚みに寄り添う。味わいとしてはしっかり重たい部類だが、渋谷の若い客層にはむしろ歓迎されるだろう力強さがある。 だからこそ、お櫃のご飯と合わせるとペースが自然と上がっていく。体が明らかに角煮のリズムに巻き込まれていく感じで、ご飯はいくらでも食べられちゃう。若者の食欲と相性のいい躍動感があって、重さすら魅力の一部として成立しているようだ。 総括すると、『土鍋ご飯 いくしか』は渋谷らしい勢いと定食のわかりやすさが同居する一軒。角煮の重たさすら若さのエネルギーとして受け止め、満腹へと一直線に導いてくれる。食べごたえでしっかり勝負する姿勢が行列の背景にあるのだろう。渋谷でしっかり食べたいと思ったとき、自然と浮かぶお店だ。ご馳走様でした。 — ikushika03-6455-1948東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO B1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13279453/