2025.12.01 夜 月島で出会う、気負わず楽しめる焼@焼鶏ばんちょう 焼鳥・焼きとん 築地・湾岸・お台場 5000円〜9999円 ★★★☆☆ 月島のタワーマンション1階、もんじゃのにぎわいから少し離れた場所で、炭の香りを漂わせているのが『焼鶏ばんちょう』。多様な飲食業態を手がけるグループによる焼鳥専門店で、カウンターを中心とした店内は明るく、適度に距離感のある接客が心地いい。初めてでも入りやすく、肩の力を抜いて食事ができる雰囲気だ。さっそく食事の紹介をしていこう。 「むね肉の漬け」はとろろと海苔をかけ合わせた一皿で、淡白な胸肉にゆるやかなコクを与える。とろろの粘り、海苔の香り、胸肉のしっとり感がすっと一つにまとまり、最初のひと口で流れが決まるタイプ。 「塩唐揚げ」は衣が軽く、噛むとほどよく肉汁が広がる安定感のある仕上がり。ウォームアップとしても、酒の合間にも収まりが良い。 串のスタート。おすすめの6本より。まず、名物扱いの「骨抜き手羽」は、丁寧な下仕事の賜物。骨を抜き、中をジューシーに仕上げ、間にエンガワのカリッとした食感を忍ばせることで、手羽先の魅力を手軽に噛みしめられる一本に仕上がっている。 「ささみ」は三種の薬味で静かな変化をつけ、 「だきみ」は皮の香ばしさと身の柔らかさが素直に立ち上がる。 「ももねぎま」のタレ焼きは王道の安心感、 「白レバー」は胡麻油塩が香りを引き上げる。 登録商標を取得している「ちょうちんつくね」は、黄身の濃厚なコクとつくねの柔らかな肉感が一口で楽しめる、この店らしい個性。 〆の「そぼろ丼」は細かなそぼろに大きめの鶏肉が混じり、単調にならない構成。卵黄を崩せば、胡麻の香りとともにまろやかさが全体を包む。 「鳥スープ」はネギと胡麻の香りが立つ、静かに締めるタイプの一杯。焼鳥の余韻を落ち着かせつつ、もう少し飲みたくなる余白も残す。 総じて『焼鶏ばんちょう』は、きちんと整えられた焼鳥を落ち着いた価格帯で気軽に楽しめる一軒。月島で焼鳥を味わいたい夜に、自然と思い出したくなる場所。ご馳走様でした。 — 焼鶏ばんちょう050-5593-6713東京都中央区月島1-22-1 ミッドタワーグランド 102https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131302/13297201/