2025.11.09 夜 博多の鉄板焼肉が、三軒茶屋に息づく@よかよか亭 焼肉・肉料理 東急沿線 1000円〜2999円 ★★★☆☆ 三軒茶屋の裏通り、夜に立ちのぼる煙。2021年創業の『よかよか亭』は、福岡のローカルフード「鉄板焼肉」を東京に持ち込んだ一軒だ。もともと博多では、屋台や地元の食堂で親しまれてきた“スタミナ飯”。鉄板でキャベツと肉を炒め、にんにくを効かせた甘辛だれで仕上げる。高級焼肉の対極、働く人の夜めし。そんな文化の延長線上に、この店がある。 鉄板の上では、ラードの香りとともにキャベツと肉が弾ける。強火で一気に火を通し、焦げ目をつけたところに濃厚なたれを絡める。キャベツはただの添え物ではなく、たれを吸って肉に匹敵する存在感。にんにくの香り、甘辛のパンチ、鉄板の熱気。この三拍子が揃って、箸が止まらなくなる。 「鉄板焼肉(中)」は、角切りの肉とキャベツの黄金比。噛むほどに肉の脂とたれの甘みが混ざり合い、白飯を呼ぶ力が異常。中盛りのご飯では到底足りず、倍あっても戦えそうなほど。味噌汁とたくあんで休憩を挟みながら、結局すべて完食。 福岡の鉄板焼肉は、もつ鍋やラーメンに比べると知名度は低いが、地元では日常のスタミナ源。ここ『よかよか亭』は、その庶民の味を三軒茶屋で再現する貴重な存在だ。気取らず、腹を満たし、汗をかき、白飯をかきこむ。そんなシーンが似合う。ご馳走様でした。 — よかよか亭070-8586-3858東京都世田谷区太子堂1-15-12https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131706/13262366/