2025.10.24 昼 西麻布3丁目、日常に溶ける上質中華。@チャイナ 三丁目 中華料理 六本木・麻布・広尾 1000円〜2999円 ★★★☆☆ 西麻布の住宅街にひっそりと佇む『チャイナ 三丁目』。その名の通り、この地・西麻布三丁目に店を構える。派手さを抑えた外観ながら、店内に足を踏み入れると柔らかな照明と白いクロスが整然と並び、静かな高級感が漂う。中国飯店出身の料理人と総支配人が2013年に立ち上げた独立店で、ホテル中華の品格と街場の親しみを両立した存在だ。その証拠というわけではないが、リーズナブルなランチを提供している。 そのランチメニューの中から「油淋鶏」をチョイス。運ばれてきた瞬間、香味ソースの香りに食欲を掻き立てられる。衣は薄く軽やかに揚げられ、カリッと音を立てて崩れる。その内側からはふっくらジューシーな鶏肉の旨味がじゅわり。甘酸のバランスが見事で、油っぽさを全く感じさせない。 おひつで供される白ごはんの湯気がまた憎い。進んじゃう進んじゃう。結局、ひとりで綺麗に平らげてしまった。 「焼売」も忘れがたい。ふっくらと蒸し上がり、脂控えめながら肉の旨味がしっかりと凝縮。噛むたびに広がる旨味と香りに、思わず「うまかったなー」と唸る。ザーサイの塩味が良い合間を作り、「玉子スープ」は白菜の甘味で優しく締める。 デザートの「杏仁豆腐」はミルキーで軽やか。全体の流れに破綻がなく、ランチながらフルコース的な満足感がある。 総括すれば、日常に溶ける上質中華。高級店の装いと味をそのままに、ランチは千円台前半という価格破壊。西麻布でこのクオリティ、この値段。ご馳走様でした。 — チャイナ 三丁目03-6804-2898東京都港区西麻布3-20-3 1F2Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13142055/