2025.10.08 昼 出汁が主役のカレーうどん、梅田の地下で半世紀。@うどん 兎麦 阪急三番街店 うどん 大阪市 1000円〜2999円 ★★★☆☆ 大阪・梅田の地下街、阪急三番街。飲食店がひしめくこのエリアの中でも、昼どきには行列をつくっていた『うどん 兎麦 阪急三番街店』。阪急三番街の開業と同時にオープンしたそうで、その歴史は1969年まで遡る。半世紀以上にわたり、地下街という変わらぬ舞台で人々の胃袋を温めてきた老舗だ。 注文は「とり天カレーうどん」。まず立ちのぼるのは、出汁の香り。カツオの風味がしっかりと立ち、カレーというより、出汁うどんの延長線上にあるカレーといった印象。口に含めば、鰹の香ばしさと昆布のまろやかさがベースを支え、そこにスパイスがほどよく寄り添う。辛さを競うカレーではなく、出汁の旨味を引き立てるためのカレー。老舗らしい落ち着いた設計だ。 麺は太めでもっちりとしており、粘度のあるルウにしっかり絡む。啜るたびに出汁の香りがふわりと鼻に抜けていく。 「とり天」は揚げたてのサクッと衣が印象的。ルウを吸ってしっとりと変化し、鶏の旨味と出汁の香りが一体化する。 全体としては、スパイスよりも出汁が主役のカレーうどん。出汁文化の街・大阪らしいアプローチで、古くから続く理由も納得の一杯だ。ご馳走様です。 — うどん 兎麦 阪急三番街店06-6372-1813大阪府大阪市北区芝田1-1-3 阪急三番街 B2Fhttps://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27002469/