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2025.09.27 昼

中崎町で出会う、三つの顔を持つカレー@ サッチェズカリー

カレー

大阪市

1000円〜2999円

★★★☆☆

大阪・中崎町の路地裏、『サッチェズカリー』。派手すぎないエスニック模様の外観に赤い看板がちょこんと立ち、気づけば足が止まる。スパイスの街とも呼ばれる大阪で、ここは定番の「キーマ」と、週替わりで表情を変えるカレーを軸にした一皿を提供している。訪れるごとに違う物語が待っているのだ。

この日は「三種盛り」

まずは店の顔である「キーマカリー」。粗めに挽かれた肉の存在感、そこに野菜の甘みとスパイスの厚みが重なり、食べ進めるごとに味が深くなる。派手さはないが、ここに戻ってくる理由がよくわかる一皿。

対照的に「MIXきのこカリー」は軽やか。トマトの酸味が前に出ながらも、えのきやしめじの滋味がじんわりと広がり、噛み終えた後に残る余韻が心地よい。スパイスの鋭さではなく、素材の持つ優しさが主役になっている。

「メティマライチキン」は一転してクリーミー。カシューナッツ由来のコクがベースにあり、ほろりと柔らかな鶏肉がそれに溶け込む。辛さを抑えたバランスで、他のカレーと合わせても喧嘩をせず、プレート全体を包み込むような役割を果たしていた。

玄米ご飯のぷちぷちとした歯ごたえ、副菜のキャベツやアチャールの酸味が口の中をリセットし、自然とカレー同士を混ぜてしまう。バラバラの個性が皿の上で一つにまとまっていく感覚は、ここならではの楽しみだろう。

『サッチェズカリー』は、定番の安心感と週替わりの驚き、その二つを同時に味わえる場所。中崎町の裏道に潜む小さな店だが、一度足を踏み入れれば、次の訪問を自然と約束してしまう不思議な力を持っている。ご馳走様でした。

サッチェズカリー
070-9191-5545
大阪府大阪市北区神山町14-23 シャトー東梅田 1F
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27085130/

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