「おいしい」を、
すべての人に。

検索

2025.09.23 昼

ヘルシー派におすすめの海南鶏飯@海南鶏飯本舗

世界料理(アジア)

秋葉原・神田・水道橋

1000円〜2999円

★★★☆☆

神保町の一角、『海南鶏飯本舗』。カオマンガイ専門を掲げるこの店の存在意義は、実は鶏肉そのものの価値にある。そもそも鶏肉は低脂肪・高タンパクで、健康志向の高まりとともに注目を集める食材。

ジム帰りの筋トレ男子から、美容を気にする女性まで、幅広い層に愛されている。そこに東南アジアの知恵である「鶏を炊き込み、そのスープで米を炊く」という技法が掛け合わされるから、ヘルシーかつ満足度の高い一皿へと昇華するのだ。

注文したのは「ハーフ&ハーフ」。むね肉ともも肉、二つの顔を一度に楽しめる欲張りな一皿だ。むね肉はしっとり仕上がり、脂を抑えた軽やかさで健康志向の期待に応える。だが、舌で比べればもも肉のジューシーさと旨味の濃さに軍配が上がる。シンプルに“美味い”と感じるのは、やはりこちら。両者を同じ皿で食べ比べることで、鶏肉という食材の幅広さがはっきりと見えてくる。

その下支えとなるのが「ジャスミンライス」。鶏の出汁を含んで香り高く仕上がり、米そのものが料理の主役級に存在感を放つ。十五穀米やカリフラワーライスといった健康派の選択肢も用意され、鶏肉の持つ“ヘルシー力”をさらに際立たせる設計になっている。

そして最大の仕掛けは、9種類のソース。本場を思わせる「タオチオ(パクチー入り)」は酸味と香りでエスニックの扉を開き、生姜の切れ味が光る「ジンジャー」は後味をすっきりまとめる。「和風ガーリック」で米をぐいぐい進ませるのもいいし、「スイートチリ」で甘辛の中毒性にハマるのも楽しい。鶏肉のニュートラルな旨味があるからこそ、この味変が楽しめる。

結局のところ、ここは鶏肉の持つ健康力と美味しさを両立させた専門店。ヘルシーを言い訳に、しっかり旨いものを食べられる場所なのだ。神保町で軽やかに、それでいて満足度の高い一皿を求めるなら、この鶏飯本舗に足を運ぶ理由は十分にある。

ご馳走様でした。

海南鶏飯本舗
050-5868-2591
東京都千代田区神田神保町1-42-8 エスペランサ神田神保町 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13261084/


エリア

ジャンル

価格帯

評価

月別アーカイブ