2025.09.08 昼 群馬名物、鬼ひも川の衝撃@五代目 花山うどん 銀座店 うどん 銀座・新橋・有楽町 1000円〜2999円 ★★★★☆ 銀座の真ん中に群馬の風を吹き込む存在、それが『五代目 花山うどん 銀座店』。創業は明治27年、百年以上に渡り製麺を生業としてきた歴史ある暖簾。中でもこの店を象徴するのが、幅広すぎるビジュアルで知られる「鬼ひも川」だ。テーブルに運ばれてきた瞬間、外国人観光客がカメラを構えるのも頷ける。見た目のインパクトが強烈だ。 注文は「花山御膳」。主役の「鬼ひも川」に加え、「海老天のお重」が添えられる贅沢仕様。鬼ひも川は箸で持ち上げると、まるで反物のように長く、つるりと光を帯びる。口に含むと柔らかさの中にしっかりとしたコシがあり、幅広の面がつゆをたっぷりとまとって喉をすべり落ちていく。 タレは二種類。「胡麻だれ」は香ばしさとクリーミーさで幅広麺の存在感に負けない力強さがあり、「醤油だれ」はシンプルに出汁の旨味を引き立てる。好みに応じて交互に楽しめる仕掛けだ。 脇を固める「海老天のお重」は、衣がザクっと香ばしく、タレはやや濃いめの仕立て。ご飯を進めるための設計は間違いないが、あくまでここではサイド。やはり主役は鬼ひも川だと改めて感じさせられる。 結論から言えば、このうどんは見掛け倒しではない。圧倒的なビジュアルで人を惹きつけ、その後にしっかりと美味しさで裏打ちしてくる。なぜ群馬の郷土料理が銀座で、そして海外からの客にまで受け入れられるのか。答えは明白だ。この幅広麺を体験したときの驚きと満足感、その両方を兼ね備えているからこそ。銀座にありながら、旅をしたような感覚を与えてくれる一軒。群馬の誇りを味わいに、行列に並ぶ価値は十分にある。ご馳走様でした。 — 五代目 花山うどん 銀座店050-5596-8873東京都中央区銀座3-14-13https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13200630/