2025.09.03 夜 ひつじ愛が詰まったジンギスカン@北海道産羊・野菜ふくすけ 焼肉・肉料理 札幌市 5000円〜9999円 ★★★☆☆ 2018年創業と比較的若いながらも、「ひつじ愛」と掲げられた暖簾の言葉通り、羊肉に徹底して向き合う専門店『北海道産羊・野菜ふくすけ』。北海道産を軸に、冷凍を一切せずチルド管理にこだわる姿勢が象徴的である。羊肉というと独特の香りを想像しがちだが、ここではその印象が覆る。鮮度の高さと飼料への工夫が、羊の魅力を新たに引き出している。 注目すべきは「アスパラひつじ」。北海道の大地でアスパラを食べて育った羊は、筋肉質で引き締まった赤身ながら、雑味が驚くほど少ない。 「赤身モモ」を焼けば、ジューシーで澄んだ旨味がすっと舌を駆け抜ける。羊肉特有のクセを感じさせず、赤身本来の力強さだけが残る。これは『ふくすけ』ならではの発見だ。 一方で「ロース」や 「バラカルビ」は脂の甘みが際立ち、ジンギスカンの醍醐味を思い出させてくれる。焼き上がる香りとともに旬野菜を巻いて食べれば、口中で羊の旨味と野菜の甘みが一体となる。 オーストラリア産の「生ラム肩ロース」は、柔らかさとジューシーさで圧倒的。脂と赤身のバランスが秀逸で、思わず追加したくなる完成度だ。 さらに希少部位の「ひつじのタン」は、コリっとした歯ざわりにレモンの酸が絡んで爽快。 希少種である北海道のサフォーク種の「ヒレ」は小ぶりながらも繊細で、羊肉のフィレとも言えるしっとり感が光る。 また「羊のユッケ」は、鮮度への自信があるからこその逸品。卵黄と絡めれば濃厚な甘みが生まれ、肉のピュアな旨味を直球で味わえる。 脇を固める「旬の野菜盛り合わせ」も忘れてはならない。鉄板の上で羊の脂をまとい、もやしやきのこがご馳走へと変わる瞬間を楽しめる。 『北海道産羊・野菜ふくすけ』は、羊肉の多彩な部位と表情を一度に体験できる場所。羊に馴染みのない人にこそ、この「ひつじ愛」の世界で新しい扉を開いてほしい。ご馳走様でした。 — 北海道産羊・野菜ふくすけ050-5596-3740北海道札幌市中央区南七条西4-2-3 LC五番館 1Fhttps://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010103/1059959/