2025.08.24 夜 ニューヨーク本流の空気感をそのままに@ベンジャミンステーキハウス 六本木 焼肉・肉料理 六本木・麻布・広尾 10000円〜29999円 ★★★☆☆ ニューヨークのステーキ文化を体現する名門、『ベンジャミンステーキハウス』。その物語は、ベンジャミン・プレヴカ氏とベンジャミン・シナノジック氏の二人の兄弟によって始まった。ピータールーガーをはじめとした名店で経験を積み、2006年にマンハッタンで独立開業。厳選されたUSDAプライムの肉をドライエイジングで仕上げるなど、ニューヨークの王道を象徴するスタイルを築き上げた。その流儀は、六本木の地にも確かに息づいている。 六本木の店舗に足を踏み入れると、重厚な階段と額縁に囲まれたクラシカルな空間が広がる。アメリカンステーキハウスらしい雰囲気を残しながら、洗練された都会的なムードも漂わせている。まさに、肉を楽しむための舞台装置だ。 食事の始まりは「ベンジャミンスープ」。牛骨の旨みをじっくりと抽出し、肉片と野菜の甘みが溶け合った一杯。濃厚でありながら飲み口は軽やかで、体に染み込むような感覚がある。 続く「シーザーサラダ」はシャキシャキとしたレタスが小気味よく、パルメザンチーズのコクが全体をまとめ上げる。 サイドの「フライドポテト」は分厚いカットが特徴。外は香ばしく、中はほくほく。ステーキの合間に頬張ると、その厚みがリズムを生み、食事に変化を与えてくれる。 そして真打、「USDAプライム ポーターハウスステーキ」。手前にサーロイン、奥にフィレという構成で、異なる肉質を一度に堪能できる贅沢な一皿だ。サーロインは力強い旨みが噛むほどに広がり、フィレは柔らかくしなやかな舌触りが魅力。そこに全体を包むバターの香りが加わり、肉の存在感を一層引き立てている。 ニューヨーク本流のステーキを、その空気感ごと再現しているのが六本木店。豪快でありながら品格を失わないスタイルは、まさに都市のエネルギーと響き合う。肉を食べる歓びを、真正面から体験できる一軒である。ご馳走様でした。 — ベンジャミンステーキハウス 六本木050-5890-3276東京都港区六本木7-14-4 レム六本木ビル B1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13209863/