満腹と熱狂のフードコート飯。@新御茶ノ水 萬龍 東京ドームシティ店

東京ドームシティの中に構える『新御茶ノ水 萬龍 東京ドームシティ店』。

フードコートの一角ながら、その空間には野球ファンの熱気が充満。巨大スクリーンに映るプレーと共に食事を楽しめるのは、まるでスタジアムの延長線のよう。東京ドーム横という立地ならではの、一体感を感じる場所だ。

看板メニューは「肉玉炒飯」。その名の通り、炒飯の上には卵焼き、さらに肉をどっさりトッピング。しかも脇を固めるのは大ぶりの「焼売」。炒飯はしっかり濃いめの味付けで、スタジアムの熱狂にも負けないパワフルな存在感。口に運ぶと、香ばしい米の粒感の後に、豚肉の甘辛さと玉子のまろやかさが重なり、最後に広がるのはラードのコク。

セットの「餃子」は、皮厚めでもちっとした食感が特徴。焼売はしっかりした食感とジューシーさを兼ね備える。ビールの売り子さんがいればきっと右手が上がっていたことだろう。

料理の方向性は、とにかく“満腹と満足”を提供すること。繊細さというよりは、スタミナ全開で野球観戦のお供にぴったりなスタイル。フードコートという枠を超えずとも、その中で求められる役割をしっかり果たしている印象。野球好きなら試合観戦前後に、そうでなくても腹ペコの時に。ここでがっつり食べてから東京ドームへ向かう、そんなシーンがよく似合う。ご馳走様でした。

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新御茶ノ水 萬龍 東京ドームシティ店
03-3868-2943
東京都文京区後楽1-3-61 黄色いビル 2F
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13298559/