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2025.06.26 夜

話題沸騰。その人気と実力はいかに!?@ニュー ハナイ

イタリアン・ピザ

京王・小田急沿線

5000円〜9999円

★★★★☆

経堂駅から歩いてすぐ、階段を上がった先に佇む『ニュー ハナイ』。知らなければ通り過ぎてしまいそうな控えめな外観ながら、東京のパスタ界でいま最も注目を集める一軒だ。インスタグラムのフォロワー数は7万人を超え、日々アップされるパスタ写真が、全国のパスタ好きの心を鷲掴みにしている。それに比例するように、予約困難のハードルも上昇中。

だが、この人気は見せかけではない。照明を抑えたバルのような空間に入ると、そこに並ぶのは多彩なパスタメニューの数々。定番だけでも14種類以上、さらに裏メニューや日替わりもある。手元のメニューを眺めるだけで、すでに食欲を刺激される。この「選ぶ楽しさ」こそが、この店の真骨頂だろう。

なかでも名物の「カリオストロの城(ルパン)」は、映画ファンなら思わずニヤリとしてしまう一皿。ごろごろのミートボールにトマトソース、そしてたっぷりのチーズ。ルパン三世がかっさらったあの名シーンの再現で、食べれば童心に帰ること間違いなし。

「ベーコン、ミニトマト、ペペロンチーノ」は、シンプルだからこそ際立つ完成度。塩気と酸味、にんにくの香ばしさが絶妙なバランスで絡み合う。

「カチョエペペ」は胡椒の刺激が心地よく、チーズのコクとともに直球勝負のうまさ。

「烏賊墨」はビジュアルこそシックだが、味わいは驚くほど濃厚で、余韻にじんわりと広がる海の旨味。

「カラスミバターソース」は、塩気とまろやかさの一体感が心地よい一皿。ブロッコリーの青さが程よくアクセントになり、全体を重くさせすぎないのも好印象だ。

そしてこの日最も印象に残ったのが「蒸鶏、長ネギ、醤油クリーム」。濃厚な醤油クリームに蒸し鶏の旨味が染み出し、長ネギの香味がその輪郭を引き締める。和のテイストを感じさせながら、パスタとしての満足感は極めて高く、脇役ではなく堂々の主役。

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全体的に味つけはしっかりめで、満腹感も申し分なし。しかも全メニューが1500円均一という良心価格。ついつい「もう一皿いけるかも…」と箸が止まらなくなるのは、ミトミえもんだけではないはず。体は正直なものだ。『ニュー ハナイ』は、SNS映えを超えた、選んで、食べて、確かめる楽しさに満ちた場所。予約の壁は高いが、それでも一度は体験しておきたいパスタの見本市だ。ご馳走様です。

ニュー ハナイ
080-9713-4157
東京都世田谷区経堂1-6-10 木原ビル 2F
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131813/13244126/

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