2025.06.22 昼 横浜の南インド料理店。見た目ポップ、中身ガチ。@Spice Corner Benzie カレー 横浜市 1000円〜2999円 ★★★★☆ 緑の外観が目を引く『Spice Corner Benzie』。リーゼント姿のご主人といい、全体にどこかポップで自由な空気が漂うが、そんな雰囲気からは想像できないほど、本格的な南インドカレーが供される。2021年に横浜にオープンして以来、確かなセンスと味わいで、界隈のカレー好きたちの注目を集めている一軒だ。 注文はミールス形式で、1種盛りから最大4種盛りまで選べる仕組み。ライスの量も100gから300gまで好みに応じて調整可能で、オプションでバスマティやレモンライスにも変更可能。さらにラッサムや野菜の副菜が自動でセットになっており、構成全体でバランスの取れた一皿に仕上がるのが嬉しい。特に印象的だったのは、「砂肝と大根のウールガイ」。スパイスの酸味と素材の旨味が一体となった、主役級の出来映え。どの要素をとっても、店主のセンスと引き出しの多さがうかがえる。 せっかくなので、カレーは4種。 「キーマ・マター(チキンキーマ)」。しっとりとした鶏挽肉に、グリーンピースの爽やかな青み。香菜が清涼感を加え、軽やかにまとまっている。 「プッドゥ・コッタイ・マトン」は力強い一皿。マトンの塊感とホールスパイスのガツンとした香りが、噛むたびに野性味を立ち上げてくれる。 「マカレル・コザンブ」は、揚げ焼きにされた鯖にココナッツと唐辛子が絡む。魚の脂とスパイスの香りが、口の中で香ばしく弾けるよう。 対照的に「ゴビ・ダル(カリフラワー入り豆の煮込み)」は、柔らかな豆とカリフラワー、トマトの旨味がじんわり染み出る優しい味わい。スパイス感は控えめで滋味深く、まるで野菜のスープのよう。 見た目のポップさと裏腹に、皿の上は本格と自由が絶妙に交差する南インドの世界。ここ『Spice Corner Benzie』には、リーゼントのご主人が繰り出す沢山の本気が詰まっていた。ご馳走様でした。 — Spice Corner Benzie045-295-4828神奈川県横浜市西区戸部本町13-8https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140102/14082682/