2025.06.06 昼 家族が焼き上げる、十番の日常パン@ポワンタージュ パン・サンドイッチ・ハンバーガー 六本木・麻布・広尾 1000円〜2999円 ★★★☆☆ 麻布十番の細い商店街──酒屋だった先代の店舗を引き継ぎ、2002年にパン屋としてオープンした『ポワンタージュ(pointage)』。店名にはフランス語で“一次発酵”を意味する言葉が込められ、発酵へのこだわりがそのまま伝わってくる。 ここは家族経営。焼きを担当するのはパン職人の兄・清明さん。イタリアで研鑽を積んだ弟・英司さんはキッシュや惣菜を担当し、お母さまはコロッケやあんぱんに優しい家庭の味わいを添える。家族それぞれの手仕事が、パンそのものに温かみを宿している。 この日は定番の「ミルクフランス」と「クロワッサンソーセージ」をチョイス。ミルクフランスは、バゲット生地にじんわりとなじんだミルククリームの甘さが素直に広がり、粉の香りと調和。 クロワッサンソーセージはパリッと香ばしい外皮と、ふんわり軽やかな中身。ソーセージとチーズの塩気がバターの香りとともにほどよく重なり、食べごたえも満点だ。 イートインスペースもあり、買い物や散歩の合間にふらっと訪れて、焼きたてのパンを口にすることができる気軽さが嬉しい。麻布十番の日常にすっと馴染む、そんな小さな安心感がここにはある。 酒屋からパン屋へ。業態は変わっても、この店が地域の“いつもの味”として愛され続けていることに変わりはない。ご馳走様でした。 — ポワンタージュ03-5445-4707東京都港区麻布十番3-3-10https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13004566/