2025.05.26 昼 牛めし・カレー・カツ──三拍子そろった学食レジェンド@三品食堂 カレー 池袋~高田馬場・早稲田 1000円〜2999円 ★★★☆☆ 早稲田大学西門の目の前。学生街の喧騒に包まれながらも、えんじ色の暖簾が静かに存在感を放つ──『三品食堂』。創業は1965年。半世紀以上にわたり“はらぺこ学生”たちを迎え続けてきた老舗だ。そのえんじ色、実は早稲田大学の校色でもある。黒みを帯びた濃い紅色の暖簾は、この店がもはや早稲田の一部であることを物語るかのよう。 店名の「三品」は、「牛めし」「カレー」「カツ」の三大柱。これらを自由に組み合わせる“ミックス”スタイルは、食べ盛りの学生たちにとってまさに夢の定食。今回選んだのは、その名も「カツミックス」。牛めしの甘辛、スパイシーなカレー、揚げたてのカツが一皿で手を取り合う、暴力的とも言える満足感がそこにある。 まず、牛めし。玉ねぎの甘みと豚肉の旨味が溶け合い、優しさすら感じさせる甘めの味付け。そして、その上に鎮座するトンカツ。衣サクサクで中はしっとり。カレーは予想外にしっかりスパイスが効いており、全体に輪郭を与える。ここに紅生姜が加われば、味のコントラストは完璧だ。 まるで早稲田のソウルフード。学生時代を過ごした者にとっては、記憶ごとよみがえる味であり、初訪問の者にもわかりやすく染み入る。その三品は、空腹を満たすだけでなく、青春の記憶を温めてくれるのだ。ご馳走様です。 — 三品食堂03-3202-6563東京都新宿区西早稲田1-4-25https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130504/13000050/