2025.05.14 昼 せたが屋グループ初の家系ラーメン。@ラーメン家 がんくろ ラーメン・つけめん 東急沿線 〜999円 ★★★☆☆ 武蔵小山の商店街を抜けると現れる、赤い看板と気合の入った店名——『ラーメン家 がんくろ』。運営はあの「せたが屋」。魚介の名門が、まさかの“家系ラーメン”に本気で挑んだという意欲作であり、せたが屋グループ初の家系ラーメン業態でもある。2022年、コロナ禍に「がんばって黒字にしよう」というストレートな願いを込めて開業。その名のとおり、気持ちも湯気も立ち上るような一杯がここにある。 スープは、豚骨と鶏ガラをじっくり炊き出したもの。キレよりもコクで押すタイプで、塩気はガツンと、鶏油もたっぷりと。飲み干すことは想定されていない。むしろ「米で完結させろ」と言わんばかりの濃厚仕様。家系に求められる“ジャンクの正義”はしっかりと完備されている。 麺は加水高めの中太ストレート。つるりとした喉越しで、スープとのなじみよりも食感に重きを置いた仕上がり。粉感は少なく、あくまで均質でなめらか。これは“せたが屋”の理性か、はたまた新たな家系スタイルの提案か。具材は、炙りチャーシューが2種。香ばしさが前面に出ており、しっかりと主張してくるタイプ。ほうれん草、海苔、ネギといった王道トッピングもぬかりなく、見た目にも「これぞ家系」と言いたくなる構成だ。 味変も充実。卓上には刻みショウガ、ニンニク、唐辛子、ゴマ、酢と揃い、レンゲの中で無限に構築できる“自分だけの一杯”。白飯が隣にあれば、海苔で巻いてスープに浸して……と、もう一度食べたくなるルーティンが自動で始まる。 ご馳走様でした。 — ラーメン家 がんくろ03-6426-4410東京都品川区荏原3-3-20https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131710/13276173/