2025.04.17 昼 懐かしくて新しい、昭和の中華定食。@宝龍 中華料理 銀座・新橋・有楽町 〜999円 ★★★☆☆ 夜の有楽町。煌々と灯る赤い文字の看板に、吸い込まれるように暖簾をくぐる。そこは、ザ・昭和な香り漂う『中国料理 宝龍』。ギュウギュウのカウンター席、店内に響く中華鍋の音。サラリーマンの胃袋を支え続けてきた空間には、ある種の安心感がある。 注文は「鶏唐揚げの辛し炒め定食」。見るからにゴツい唐揚げが、艶やかなタレをまとって皿の中心に鎮座する。ピーマンや玉ねぎと共に軽く炒められ、タレの照りが食欲をそそることこの上なし。 そしてこの唐揚げ、ただのボリューム自慢ではない。外はカリッと揚がり、中は驚くほどジューシー。衣にタレがほんのり染み込み、甘辛く仕上げた餡が白米を猛烈に呼び込んでくる。辛し炒めとは言うものの、辛さはそれなりといった感じ。ほんの少し舌にピリッと来る程度で、むしろ万人に好まれる味わい。 ここには派手さはないが、しっかりと地に足のついた味がある。オーセンティックな町中華の良心、それが『宝龍』。胃袋も心も満たしてくれる、そんな夜の定食に感謝を込めて──ご馳走様でした。 — 宝龍050-5890-1940東京都千代田区有楽町2-9-16https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130102/13044306/