注文ごとに包むからこそ。@本格餃子 包

店頭で餃子を包むスタッフの姿。それがこの店のスタンスを端的に物語っている。池尻大橋の街角にある『本格餃子 包』は、手包みにこだわる餃子専門店。赤を基調にした外観が目を引き、足を止めたくなる空気を放っている。

看板メニューは「本格手打 焼餃子」。厚みのある手打ちの皮は、焼き面はパリッと香ばしく、内側はもっちりとした弾力。ひと口噛めば、たっぷりの肉汁があふれ出す。その勢いに一瞬驚かされるが、逆にいえばこの肉汁を受け止めるために、この皮の厚みと食感が必要なのだと納得できる。食べ終わりには、小麦の香りがふわりと残る。香ばしさと甘みを帯びた余韻が、最後まで印象に残った。

餡は豚肉をベースに、ニンニクとニラがしっかりと効いた力強い味わい。香りの立ち方もよく、ご飯やビールとの相性も抜群だ。注文ごとに包むスタイルだからこそ、ニンニクやニラの有無を調整できるという柔軟さもある。気分や場面に応じて選べるのは、日常づかいの店としてありがたい。

ご馳走様でした。

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本格餃子 包
050-5890-2101
東京都目黒区大橋2-22-7 村田ビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131705/13258072/