安くて厚くて、ちょうどいい。@タカマル鮮魚店 2号館

新宿の雑踏を抜けた先、ランチどきから賑わう魚好きの楽園『タカマル鮮魚店 2号館』。本店を含め都内に複数展開する系列のひとつで、母体となる「タカマル水産」が持つ独自の仕入れ力を武器に、手頃な価格で鮮魚定食を楽しませてくれる一軒だ。

注文したのは「タカマル定食」。桶に盛られた刺身は、品数もさることながら、その厚みに思わず目を引かれる。ブリ、マグロ、サーモン、タイ、イカなど定番を揃えつつ、それぞれがかなり大胆にカットされていて、見た目のインパクトはなかなかのもの。特にブリのような脂のある魚は、この厚みがコクの広がりをしっかりと後押ししてくれる。味噌汁は魚のアラからとった出汁が濃く、家庭では出せない深みがあったのも印象的だった。

空間は簡素ながら活気があり、昼酒を楽しむ人、定食目当てのビジネスマン、それぞれが思い思いのペースで魚と向き合っている。魚の質に対して価格は控えめで、コスパの良さが光る。魚をたっぷり、手頃に。そんな気分のときにちょうどいい場所。日常使いとしての役割をきっちり果たしてくれるタカマル鮮魚店。

ご馳走様でした。

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タカマル鮮魚店 2号館
03-5937-5444
東京都新宿区西新宿7-15-13 西新宿MTビル1F
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13129122/