築地から豊洲へ。変わらぬ美味を届ける名物たち。@やじ満

市場飯の名店『やじ満』へ。創業は1948年、築地市場で生まれ、豊洲市場へと移転した今も、その歴史を刻み続ける。75年以上にわたり、市場で働く人々の胃袋を支え、観光客も魅了し続けている名店だ。

『やじ満』の冬の風物詩、それが「牡蠣ラーメン」。まるで「冷やし中華、始めました」のノリで、冬の到来を告げる名物である。

塩と味噌の二種類が用意されているが、今回は王道の塩をチョイス。スープに浮かぶのは、大粒の牡蠣たち。旨味を逃がさず、噛むほどにジュワッと濃厚な海の香りが広がる。その牡蠣のエキスがスープにも溶け出し、塩ラーメンの上位互換とでも言いたくなる深いコクを生み出している。

そして、通年メニューの「手作りジャンボ焼売」もまた外せない。まさに名前の通りのビッグサイズ、ふんわりとした口当たりでありながら、肉の旨味とジューシーさが詰まった逸品だ。醤油をつけるも良し、からしを加えるも良し、そのままでも十分に美味い。

築地から豊洲へと移り変わろうとも、『やじ満』の味と賑わいは変わらない。市場の活気を感じながら、ここでしか味わえない一杯をぜひ堪能してほしい。ご馳走様でした。

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やじ満
03-6633-4560
東京都江東区豊洲6-6-1 7街区管理施設棟 3F
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131307/13227694/