2025.02.20 昼 天然物の実力、東京三大たい焼きの名店@たいやき わかば デザート 四ツ谷・市ヶ谷・飯田橋 〜999円 ★★★☆☆ 四ツ谷にある老舗『たいやき わかば』。創業は昭和28年（1953年）、半世紀以上にわたり焼き続けられてきた名店だ。東京三大たい焼きのひとつとしても知られ、たい焼き好きなら一度は訪れたい場所だろう。住宅街の中にひっそりと構える店構えも、長年変わらぬ風情を残している。 提供されるのは「たいやき」のみ。機械を使わない「天然物」の一丁焼きスタイルで、一尾ずつ丁寧に焼き上げる。型に生地を流し、たっぷりのあんこを包み、じっくり火入れ。仕上がりは、まるでふっくらと太った鯛。見た目にも、皮の端までしっかりとあんこが詰まっているのがわかる。 一口目、香ばしい皮の軽快な食感。カリッとした薄皮が心地よく、その直後に甘さ控えめのあんこが口いっぱいに広がる。あんこは十勝産小豆を使用し、炊き上げはしっとりなめらか。甘さの奥にわずかに感じる塩気が、あんこの味わいをさらに引き締める。あんこはぎっしり詰まっているが、決して重たくならないバランス。最初の一口から最後の一口まで、ずっと美味しい。 『たいやき わかば』、それは東京のたい焼き文化を支え続ける存在だ。香ばしい皮と、たっぷり詰まったあんこ、そして時代を超えて受け継がれる技。たい焼きが好きなら、一度は訪れるべき場所だろう。ご馳走様でした。 — たいやき わかば03-3351-4396東京都新宿区若葉1-10 小沢ビル １Ｆhttps://tabelog.com/tokyo/A1309/A130902/13000848/
