2025.02.17 昼 明方ハムが主役!鉄板で仕上げる名物ピラフ@フレンド 喫茶店・カフェ 名古屋市 〜999円 ★★★☆☆ 名古屋市東区、車道駅近くに構える老舗喫茶店『フレンド』。 1957年創業という歴史が物語る通り、長年地元の人々に愛され続けている。店名が示すのは、誰もが気軽に立ち寄れる温かい空間。昭和の趣を色濃く残す店内は、レトロな家具と穏やかな空気が流れる、まさに昔ながらの喫茶文化の象徴だ。 モーニング文化で知られる名古屋の喫茶店だが、『フレンド』の名物は、朝から食べられる「明方ハムピラフ」。岐阜県郡上市の特産品である明方ハムを惜しげもなく使った贅沢な一皿だ。ピラフの土台となるのは、醤油ベースのしっとりとした米。その上に、厚めにカットされた明方ハムがゴロゴロと混ざり、噛めば噛むほどジューシーな肉の旨味が広がる。 そして、注目すべきはその提供スタイル。ピラフの下には、鉄板の上でじんわりと火が入った薄焼き卵が敷かれている。この卵が、ピラフの熱を優しく包み込み、ふんわりとした食感を生み出している。このスタイル、どこかで見たことがあると思ったら、そう、名古屋のナポリタンも同じ。鉄板に薄焼き卵、その上にソースたっぷりのナポリタンが盛られる。この組み合わせこそ、名古屋の喫茶店文化に根付いた“鉄板スタイル”なのだろう。 昭和の時代から変わらぬ味を守り続ける『フレンド』。流行に流されることなく、地元の人々の日常に溶け込む一軒。名古屋の喫茶文化を知るならば、一度は訪れてほしいお店。ご馳走様でした。 — フレンド052-935-7711愛知県名古屋市東区筒井1-15-34https://tabelog.com/aichi/A2301/A230106/23028115/