帰り道のご馳走。静岡編。@静岡弁当 両替町店

新幹線の車窓に静岡の景色が流れる。その旅の終わりを飾るのに、これほど相応しい一品が他にあるだろうか。静岡市葵区両替町にある老舗弁当店、『静岡弁当 両替町店』。

1972年の創業以来、地元民にとってのソウルフードとして愛され続ける存在であり、出張帰りのビジネスマンから夜遊び帰りの若者まで、多くの人々の胃袋を満たしてきた。

今回いただいたのは、看板メニューの「豚あみ焼き弁当」。

豚肉は特製のタレにしっかりと漬け込まれ、網で焼き上げることで香ばしさとジューシーさを両立。タレの甘辛さがご飯に染み込み、一口ごとに広がる旨味が箸を止めさせない。網焼きならではの香りが鼻をくすぐり、食欲を刺激する。豚肉の脂の甘さとタレのコク深さ、そのバランスが見事だ。

帰りの新幹線でこの弁当を広げれば、旅の余韻に浸る最高のひととき。朝8時から深夜3時まで営業しているため、どんな時間帯でもその味に出会えるのも魅力。この一箱に詰まった静岡の味は、ただの駅弁以上の価値を持っている。次に静岡を訪れる際も、この弁当を手に取ることは間違いないだろう。ご馳走様でした。

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静岡弁当 両替町店
054-252-6027
静岡県静岡市葵区両替町2-7-13 静岡ユーアイホテル 1F
https://tabelog.com/shizuoka/A2201/A220101/22000767/