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2025.01.24 昼

松本で味わう鰻とスッポンの魅力。@ 山勢

松本・美ヶ原・上高地

10000円〜29999円

★★★★☆

長野県松本市の静かな街並みに佇む『山勢』を訪ねます。

その店名に込められた「勢」の文字は、店主が修行を積んだ浜松の名店『勢きね』から受け継いだもの。大将は28歳という決して早くない年齢で料理の道に入りましたが、その分、一つひとつの経験を確かなものとして積み重ねてきた実力派。鰻は浜名湖産を使用し、スッポンは滋賀県の服部中村養鼈場から仕入れるなど、素材の選定にも一切の妥協がありません。

今回いただいたのは鰻とスッポンを中心としたコース。それだけでなく、修行先の影響からワインのペアリングにも力を入れており、かつてはブルゴーニュ中心のラインナップが多かったものの、現在は自然派ワインを中心に揃えているとのこと。そろそろ、鰻とスッポンの贅沢なコースをご紹介してまいりましょう。

「新潟産鰤の刺身」
脂の乗った鰤は、新潟の自然の恵みを感じさせる一品。繊細な包丁技術で、素材の良さを際立たせています。

「肝焼き」
タレの香ばしさとコク深い味わいが、肝の濃厚な旨味を引き立てます。部位ごとに異なる食感が楽しめる点も魅力です。

「たたきごぼうの胡麻和え」
胡麻の風味とごぼうの歯応えが絶妙にマッチ。

「スッポン焼き」
服部中村養鼈場から取り寄せたスッポンを贅沢に焼き上げた一皿。特に肝の旨味は圧巻で、奥深い風味が楽しめます。

「鰻の白焼き」
ねっとりとした身質が印象的で、鰻本来の旨味が濃縮されています。程よい香ばしさと口溶けの良さが同居する至高の一品。

「鰻の蒲焼き」
ふっくらとした鰻に甘辛いタレが絡み、白焼きとはまた異なる魅力を放ちます。ご飯との相性も抜群。

「ご飯と香の物」
ふっくらと炊き上げられたご飯と季節の香の物が、コースの締めくくりを優雅に演出します。

素材と真摯に向き合い、修行の経験を活かしながら提供する料理の数々は、食材のポテンシャルを最大限に引き出したものばかり。ぜひ訪れてみてください。ご馳走様でした!

山勢
050-3595-8818
長野県松本市大手4-6-10-2
https://tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20026525/

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