2025.01.11 夜 北九州前の寿司を体現する名店。@寿司 あさ海 寿司 北九州市 10000円〜29999円 ★★★★☆ 地場の恵みを活かす、北九州の名店『寿司あさ海』へ。 門司での歴史を経て現在の地へ移転。現大将は25年以上の腕を振るい、初代から数えるとさらに長い歴史を背負っています。東京での修行経験もある大将ですが、北九州の風土と文化を根底に据えたスタイルを追求。鮪を除いたほとんどのネタが地場の魚。そして、北九州の寿司の特徴とも言える、柑橘を駆使したアウトプットも踏襲。その北九州の土地の香りが息づいた、つまりは、北九州前の寿司をご紹介してまいりましょう。 つまみから地場の妙味。 「クエの湯引き」に添えられた柑橘の香り。 「鰆の漬け」の濃厚な味わい。 さらに、「虎河豚のオコゼ肝和え」という贅沢な組み合わせや、 「アオリイカと赤ムツのオリーブオイル和え」の意外性。つまみから、地場ならではの素材が光ります。 「渡蟹」や 「のどぐろ蒸し寿司」では、素材の魅力が存分にプレゼンテーションされる。後者には黒胡椒がアクセントを添えるなど、大将の遊び心も感じます。 握りで感じる北九州の海。 寿司を語る上で欠かせないのが、赤酢と米酢を半々にブレンドして仕上げたシャリの存在。赤酢のまろやかで深みのある酸味と、米酢の軽やかでさっぱりとした酸味が絶妙な調和を見せます。このバランスが、地場の魚や柑橘との相性を格段に引き立てているのです。ラインナップはこちら。 「本鮪えんがわ」 「車海老」 「〆鯖」 「鰆」 「赤烏賊」 「河豚白子」柚子胡椒をちょこんと。 「カマス」 「鰯」 「平貝」 「ひっさげ」 「太刀魚」 「ネギトロ」 「めかぶの軍艦」 ご馳走様でした。 — 寿司 あさ海080-8569-3908福岡県北九州市小倉北区魚町3-2-4 1Fhttps://tabelog.com/fukuoka/A4004/A400401/40047358/