2025.01.03 昼 京都では珍しいしゃぶしゃぶ!? @瓢斗 京都駅前本店 日本料理 京都市 5000円〜9999円 ★★★☆☆ 京都では珍しいしゃぶしゃぶの専門店『瓢斗』の京都駅前本店を訪ねます。 京都といえば、牛肉のすき焼き文化が根付く土地柄ですが、ここでは「出汁しゃぶ」という豚肉を主役にした一皿で、しっかりと地域に愛される存在となっています。創業は2003年、仏光寺通から始まった『瓢斗』。その後、東京や海外にも展開し、今やグローバルにその名を知られるブランドへと成長しましたが、この京都駅前の店舗こそが旗艦店の位置付けのようです。 名物の「出汁しゃぶ」は、鰹と昆布でじっくり引き出した深い旨味の出汁を使い、ブランド豚「京都ぽーく」を楽しむ贅沢な一品。 濃いめの味付けが特徴で、甘みと香りが口いっぱいに広がります。たっぷりの刻みネギと一緒にいただけば、そのバランスがさらに際立つ。豚肉の柔らかさと脂の強さも見逃せません。 そして、鍋料理の楽しみといえば、やはり〆。自慢の出汁に合わせるのはもちもちとした食感が心地よい生うどん。この一品だけで終わらせず、さらなる楽しみ方をご提案するのが瓢斗流。 カレー粉をひと振りしていただくと、途端にカレーうどんへと早変わり。深い出汁の旨味とカレーのスパイシーさが絶妙に調和し、どこか懐かしい蕎麦屋のカレーうどんを思わせる仕上がりです。。 この日は、「出汁しゃぶ会席 紫草(むらさき)」(5,500円)をいただきました。鍋以外の料理も京都らしい繊細さと丁寧な仕事を楽しませていただきました。以下、一皿ごとに簡単にご紹介を。 「先付」百合根豆腐を自慢のお出汁で。ます。 「進肴」湯葉玉地蒸しにべっ甲餡がけ。精進料理にもありますが、懐石料理の定番の1つ。 「凌ぎ」炙り鯖寿司。京都名物の香ばしさが際立つ一品。 ご馳走様でした。 — 瓢斗 京都駅前本店050-5596-2776京都府京都市下京区東塩小路町607-12https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260101/26031208/