2024.12.29 昼 必食!ソフトシェルクラブの香港風スパイス炒め。@中国料理 一楽 中華料理 横浜市 5000円〜9999円 ★★★☆☆ 横浜中華街で時を刻む『中国料理 一楽』。 1926年に創業し、歴史の荒波に揉まれながらも、その味と伝統を守り続けた老舗です。空襲による閉店や大規模の改装を経て、現在では約100席を誇る大型店舗へと拡大をしております。一楽の料理は広東、四川の枠を超え、上海や北京など中国全土の技法が取り入れられているのが特徴。そのため、メニューの豊富さには目を見張るものがあります。さて、その中でも名物的な位置付けにあるのは、、、 「炭火焼チャーシュー」。これ、ただのチャーシューじゃないんです。国産豚肉を特製の漬けダレで一晩寝かせ、炭火で丁寧に焼き上げた一品。炭火の香りと甘辛いタレが織り成すハーモニーが人気の秘訣なのでしょう。 ちなみに、ミトミえもんが声を大にして推したい一品は「ソフトシェルクラブの香港風スパイス炒め」。 その柔らかな身にはジューシーさが宿り、一方で足はパリパリ。まさに一皿の中で繰り広げられる食感のコントラストが、食べる楽しさを何倍にもしてくれます。そして香りの主役は胡麻油。鼻をくすぐる芳醇な香りが、スパイスを纏ったパン粉パウダーの癖になる風味と見事に調和する。スパイス自体は決して派手ではないが、じわじわと押し寄せる余韻がなんとも言えない心地よさ。そして、ジャンクさ。これは美味しい。 その他のお店一押しの料理たちはこちら。 「トンポーロー」柔らかさが極まる角煮「トンポーロー」。 口の中でほろりと崩れるその食感。八角をはじめとする中華スパイスの香りが、蒸しパンとの組み合わせで一層引き立ちます。これは思わず笑顔がこぼれるやつ。 「エビの巻き揚げ」広東の伝統料理として受け継がれてきた一皿。素材の良さを存分に引き出した海老のプリプリ感が主役だが、衣の絶妙な揚げ具合がその魅力をさらに引き立てる。塩でいただくと海老そのものの甘みが際立ち、ケチャップをつければ懐かしさと華やかさがプラスされる。 「鶏肉の四川風二種唐辛子炒め」これはもう、酒を呼ぶ一品です。唐辛子と花椒の香り、サクサクに揚げた鶏肉の食感、それをまとめ上げる胡麻の風味。口の中に広がる辛さと香りが、食欲を刺激しまくり! ご馳走様でした。 — 中国料理 一楽050-5869-4183神奈川県横浜市中区山下町150https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14000485/