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2024.12.17 夜

秋田が全国に誇る寿司店。@ 鮨駒

寿司

由利本荘・象潟

10000円〜29999円

★★★★☆

秋田の由利本荘にある寿司店『鮨駒』を訪ねます。

料理店をコストパフォーマンスで語るの趣味はないが、あまりにハイレベルのコスパには驚かされます。つまみ品に握り品、それにお酒を数杯飲んで二人で3.2万円という価格。てっきり一人分の価格と勘違いしてしまったほど。ただし、これを実現できるのはローカルだからではない。大将の持つ強力な強みがゆえだ。

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最近はUターンで東京の市場で魚を買う寿司店も少なくないが、基本的にはほぼ漁師から産直でまかなうのだとか。当然コストに反映される上に、品質の良さも約束できるという一石二鳥な仕入れ。地元はもちろんのこと、学生時代に仙台の料理学校に通った縁で、気仙沼や漁師たちと強いコネクションがあるんだとか。

コースの最初は「穴子」から。多くの寿司屋が締めに選ぶネタだが、最初に出すのはどういうことか。お腹が空いているときに食べるものが一番美味しいはずというシンプルな理由。ポテンシャルの強さを感じさせる秋田の穴子と香ばしさの余韻が鮨駒の名刺代わり。

秋田らしいネタがあるのも嬉しいポイント。単純に呼び名の違いといったものもあるが、秋田だからこその個性も。秋田県の県魚は「ハタハタ」と秋田の特産物であるとんぶりを重ねてみたり、

「鮪のたたき」にはいぶりがっこで食感と風味をつけてみたり。

また、同じく職人であったお父上のスペシャリテだった「押し寿司(鰯)」を登場させたり。ちなみに、シャリ自体も実家で作ったものだとか。東北産、秋田産を超えて、自家製までとは。

その他のラインナップはこちら。

「甘鯛漬け」鱗を乗せて

「海苔の茶碗蒸し」

「イシナギ」1日昆布で寝かせて

「烏賊」カラスミを散らして

「鰆」

「ズワイガニ雄雌食べ比べ」雌は秋田ではメガニというそうだ。

「メダイ」柚子胡椒とポン酢で

「トロ」塩釜より。大トロと中トロのミルフィーユ

「巻海老」三陸より。南蛮海老で作ったおぼろと。

「鮟肝の味噌漬と牡蠣のペースト」

「赤貝」

「青つぶ貝」宮城より。

「北寄貝」

「だだみ」鱈の白子のこと。

「煮穴子」ふわっと

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ご馳走様でした。

鮨駒
0184-23-5511
秋田県由利本荘市桶屋町120
https://tabelog.com/akita/A0506/A050601/5006041/

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