2024.12.04 昼 本格ベトナミーズレストラン!@(食)越南 世界料理(アジア) 神奈川 3000円〜4999円 ★★★★☆ ベトナムって漢字で書けますか? 越南と書き、中国の春秋戦国時代に滅ぼされた越の部族が移住したことが由来なんだとか。今回は、そのベトナムの漢字表記を店名に据えた『(食)越南』をご紹介してまいりましょう。創業は2000年、場所は南武線の武蔵新城駅の住宅街。ホーチミン出身のシェフが腕を振るう本格ベトナミーズレストランでございます。 まず、最初に食べてほしいのは「チャー・ジョー」。ベトナム風揚げ春巻きでございます。パリッと音を立てる揚げあがりで、中にはみっちりと詰められた肉と春雨。春巻きというよりもハンバーグというか、メンチカツというか。これだけ肉感のある春巻きは初体験です。 もう1つ「スォン・ヌォング」も人気メニューの1つ。ベトナムの魚醤であるヌクマムの甘辛いタレが染み込んだ一品。肉の旨みとタレの風味が口の中に広がっていきます。 食事も麺と飯と1つずついただきましょう。 麺は、ベトナム中部の都市のフエ風の米麺である「ブン・ボー・フエ」。日本ではフォーが有名ですが、ベトナムではブンと呼ばれる米麺の方が一般的なのだとか。大きな違いは、フォーは切り出し麺、ブンは押し出し麺なんだとか。見た目は辛口の雰囲気だが、ピリ辛程度。レモングラスの酸味、甲殻類の出汁、ヌクマムの香りがスープの味わいを作ります。トッピングの牛肉やパクチーは強いアクセントになっております。 飯は、ベトナム風チャーハンの「コム・チェン」。チャーハンというよりもピラフの方がイメージが近いか。胡椒ベースのスパイシーな味付けにエスニックな風味。確かにこれはベトナム風のチャーハンだ。パクチーがいい味出してます。 ご馳走様でした。 — (食)越南044-788-8539神奈川県川崎市中原区上小田中3丁目27-10https://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140504/14011047/