2024.12.01 夜 スペイン料理への小さな扉。@バル ポルティージョ 世界料理(ヨーロッパ) 東急沿線 5000円〜9999円 ★★★★☆ 中目黒にあるスパニッシュ『バル ポルティージョ (Bar Portillo)』を訪ねます。 ”Portillo”とは小さな扉という意味だが、ここは、まさにスペイン料理への扉。スペインのバル(Bar)では、ピンチョやタパスを食べるの主流になっており、カジュアルに食事が楽しめます。空間もスペインの田舎町のバルを彷彿とさせるもので、スペイン料理を身近なものに、そんなコンセプトが詰まっているようです。 料理のラインナップはこちら。総じて塩気が強めだが、ワインを飲むという特性上必然ともいえます。ニンニク入りのマヨネーズとも呼ばれるアリオリソースも大活躍。マヨラーの人にはたまらないでしょう。笑 「イベリコ豚の生ハム」まずはこれですよね。塩気とナッツ香がワインをすすませます。 「パンコトマテ」パンとトマトという意味の郷土料理。トマトとニンニクを塗ったシンプルなパン。生ハムとの相性もよし。 「イカスミを練り込んだ濃厚コロッケ」イカスミ由来の香りとジャガイモの甘味が全力で握手。アリオリソースの風味と塩気が強い満足感を作ります。 「タラとアリオリソース ズッキーニのオーブン焼き」肉厚のタラはふんわりとして、アリオリソースと抜群の相性。ズッキーニも同様で、スポンジのようにソースのニュアンスを吸収。香ばしさも重要なスパイスになっている人気メニュー。 「カチョボ」チーズ、チョリソー、牛もも肉を挟んだカツレツ。たっぷりのチーズのコクが特徴。我々の文化でいえばチーズ入りのハムカツといったところか。 スペインでは日本同様に米料理が定番。こちらでは、最も有名な米料理のパエリアを中心に7種もの米料理を提供しております。実は米料理を主役に据えたスパニッシュ「サル イ アモール」の姉妹店に持ちます。 「小海老のカルデロ」カルデロとは、日本におけるおじやのような料理。煮詰めた結果なのか、海老が持つ甲殻類の旨みがぎゅっと凝縮されております。ここに合わせるのもアリオリソース。これが圧倒的な満足感を作ります。ちなみに、汁気が多いからこそのカルデロ専用のフォークがあるそうだ。それほどスペインで愛される料理ということですね。 ご馳走様でした。 — バル ポルティージョ050-1720-5522東京都目黒区青葉台1-19-12 エスセナーリオ青葉台 103https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13232995/