こんな親子丼は初めて！！@侘家古暦堂 祇園花見小路本店

祇園のメインストリートである花見小路にある『侘家古暦堂』を訪ねます。

石畳の風情のある通りに、町家を改装した建屋。これだけでもすでに強力な集客力を実現できるのでしょうが、もちろん料理もしっかりとお客様を引き寄せる武器となっております。経営は京都土産で有名な茶の菓のマールブランシュのグループなんだそうですが、夜は焼鳥店、昼は親子丼の専門店として営業しております。

親子丼の主役は、もちろん鶏と卵。

そんなことは当たり前だが、実際両方がきっちり主役になる親子丼は多くはない。鶏は京都の地鶏を使ったもので、炭の香りを纏わせた焼鳥店ならではのアウトプット。提供の仕方がユニークで、石焼に玉子２つがオンされた状態で提供されます。

これをスタッフの方がまぜまぜして、最後に３つめの卵黄を落として完成。

最初はとろとろの親子丼になり、石釜の余熱で玉子が香ばしく焼けてまるで玉子炒飯のような雰囲気に。最後にこれに鳥スープをかければ今度は濃厚な玉子雑炊のような雰囲気に。卵のバリエーションをこんなにも豊かに食べさせてくれるのは初体験でした。

ご馳走様です。

—

侘家古暦堂 祇園花見小路本店
050-5596-8607
京都府京都市東山区四条花見小路下ル祇園町南側 歌舞練場北側
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26000850/