「おいしい」を、
すべての人に。

検索

2024.11.08 昼

全く平凡ではない、レベルの高い蕎麦。@そば切り 荒凡夫

そば

大阪市

1000円〜2999円

★★★★☆

大阪にある蕎麦屋『そば切り 荒凡夫』を訪ねます。

荒凡夫とは、俳人の小林一茶が好んだ言葉で、自由で平凡に生きるという意味だそうだ。謙虚さと意志の強さが伝わってくるネーミングですね。毎朝石臼挽きで自家製粉するこだわりがあり、ミシュランのビブグルマンの獲得する実力派。売り切れ次第終了というのも荒凡夫なアプローチですね。

三種の蕎麦が楽しめる、蕎麦三昧。

まずは、二八。関東風を想起させるような辛口のつゆが印象的。緑がかった新そばは、香りの良さと喉越しの良さと実にバランスが良い。辛口のつゆとも相性がばっちりで、素朴なシルエットながら技術力の高さが隠し切れておりません。

つぎは、十割。雰囲気は二八に似ているが、今度は香りが抜群。辛口のつゆを通り過ぎても、その香りは口の中にばっちりと余韻を作ります。

最後は、粗挽き十割。見た目のざらつきから風味の強さが予想できます。味わいも野趣味あふれるもので、他の2つは違う強い個性を発揮しております。

全く平凡ではない、実にレベルの高い蕎麦でございました。ご馳走様でした。

そば切り 荒凡夫
06-6315-6767
大阪府大阪市北区西天満4-1-11 昭栄ビル南館 1F
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27080059/

エリア

ジャンル

価格帯

評価

月別アーカイブ