2024.10.18 昼 木宮家長男が握る寿司。@鮨料理 一高 寿司 福岡市 10000円〜29999円 ★★★★☆ 宮崎にある老舗の寿司の名店「一心鮨」の先代には4人の子供がいる。その息子全てが寿司店を営むという寿司家系であり、さらに、その全てが九州を代表する人気店というのだから凄まじい。その長男がカウンターの立つのが福岡の閑静な住宅街にある『鮨料理 一高』。 屋号は先代のお名前であり、そのリスペクトの強さが伝わるネーミングになっております。ちなみに、次男三男は鹿児島の「名山きみや」、そして四男が宮崎の「一心鮨」を継承しております。 白い壁で統一された凛とした雰囲気ながら、大将や女将さんのキャラクターもあって居心地の良い空間。仕入れ先は地元のものにばかりこだわるが、技術によって一段上の寿司を目指す。 つまみにおいても面白いアプローチが見られるが、シャリの仕掛けが特にユニーク。米酢のシャリで甘味が強いのだが、砂糖などではなく野菜の出汁が秘密らしい。赤酢硬めのシャリが全盛の中で、米酢柔らかめという逆張りが個性に映ります。もしかしたら、ここにも父上へのリスペクトが込められているのかも。 つまみのラインナップはこちら。 「紫雲丹」大分県産。雲丹の甘味と蛤出汁の塩気で。 「真鯛」玄界灘産。いかった状態でも十分に美味い。煎り酒で。 「海苔の茶碗蒸し」 「唐墨の熟れ鮨」まるで生唐墨のような食感。新感覚で面白い。 「鰻の黄金焼き」醤油ベースで焼いた鰻に山わさびを添えて。ちなみに、 握りのラインナップはこちら。 「漬け」長崎より。 「中トロ漬け」長崎より。 「のどぐろ小丼」脂がいい意味で落ちてて、白身らしい旨みも。 「鯵」 「小肌」 「縞鯵」クリアな旨み 「アオリイカの新子」 「本ミル貝」 「鰆漬け」 「鰹」 「車海老」 「干瓢」 「玉子」 ご馳走様でした。 — 鮨料理 一高050-5600-6807福岡県福岡市中央区荒戸1-2-2 ロワールマンション大濠101,102https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400105/40052388/