2024.09.16 夜 重鎮のフレンチは野菜が主役!?@ラ・ブランシュ フレンチ 原宿・表参道・青山 10000円〜29999円 ★★★★☆ 表参道にある老舗フレンチ『ラ・ブランシュ』を訪ねます。シェフはフランス料理の重鎮、田代和久氏。本場フランスに学び、日本の食材を活かした骨太のフレンチを提供しております。店はオーセンティックでクラシックな雰囲気で、これぞフレンチの空間。料理も然りだが、値上がりの一途を辿ったグルメバブルにも乗ることなく、リーズナブルな価格設定を続けることにも頭が下がります。ちなみに、今回のコースは一人11,000円でございます。驚 コースを通じて印象的だったのは野菜の存在感。シェフは野菜の名手としての顔を持つと聞いていたが、なるほど納得。スペシャリテである「鰯とじゃがいものテリーヌ」においても、やはり野菜が土台に。ここに鰯のカプチーノやアンチョビのクリームなど鰯の旨味をこれでもかと重ねていきます。トリュフの風味もあいまった強烈な味わいに仕上がり、ワインとの相性が良きものになっております。 その他の料理のラインナップはこちら。 「玉葱のシャーベットとシャインマスカット」 「豚肉のリエットと自家製パン」滑らかなリエットをバターのように。 「ガスパチョ風サラダ」茄子やセロリなど夏野菜を楽しめるガスパチョ仕立てのサラダ 「カリフラワーのムース」素材の甘味にトマトの雫状のジュレを重ねて。カリッとしたジャガイモもいい仕事。 「鱸のポワレ」夏らしい胡瓜のソースで。付け合わせにはモロヘイヤや新牛蒡。 「千代幻豚のロースト」長野県飯田地方の銘柄豚 「アーモンドのブランマンジェとキャラメルのアイスクリーム」 ご馳走様でした。 — ラ・ブランシュ03-3499-0824東京都渋谷区渋谷2-3-1 青山ポニーハイム 2Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13002111/