テッパン肉焼って何だ！？@とん平

鶯谷にある老舗とんかつ店『とん平』を訪ねます。

創業70年を超え、3代目が暖簾を守るという老舗のとんかつ店。ご主人のワンオペにつき、回転率はよくないが、その分居心地の良さはばっちり。サクッととんかつを食べるお客さんもいるが、お酒と一緒に食事を楽しむお客さんの姿も。きっとその居心地の良さが影響しているのでしょう。

とんかつ自体は、低温でじっくり揚げた白っぽいシルエット。粗めでさっくりした衣が印象的で、味わいには胡椒のスパイシーさが主張しております。肉の火入れは強すぎず弱すぎずのバランス型。赤身の脂身もそれぞれに味わい深く、実に安定感のとんかつを揚げておりました。塩でもソースでも相性良し。

どうしても気になったメニューを追加。テッパン肉焼って何だろう？シルエットは、生姜焼きにそっくりだが、生姜焼きは別でメニューが存在している。

また、鉄板の上でジュージュー焼かれて登場するのでもない。中華鍋で仕上げてくれたテッパン肉焼きは、醤油や味醂の味付けまでは想像がつくが、仕上げにタバスコを振るうというユニークな一品。最初は独特な風味に違和感があったが、後半はなかなかどうして癖になっていきます。辛味の認識が強くなればなるほど、ご飯がすすんでいきます。

他にも、「ショウガ肉焼き」も気になるし、「肉天ヒレ」も気になる。老舗のとんかつ店は、安定感のあるとんかつと創作感のあるメニューが特徴のようです。ご馳走様でした！

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とん平
03-3873-5834
東京都台東区根岸1-2-20
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131104/13069370/