2024.09.02 昼 今度は薪のハンバーガー!?@atami パン・サンドイッチ・ハンバーガー 赤坂・永田町・溜池 5000円〜9999円 ★★★★☆ 薪鳥新神戸、鈴田式、麻布室井、、、次々に予約困難なレストランを生み出す、名グルメプロデューサーの末富氏。いつもその中心には”薪”がございます。焼鳥や日本料理と薪を掛け算してきた彼が、次に薪で料理したのはハンバーガーでございます。赤坂見附に新しくオープンしたハンバーガーショップ『atami』を訪ねております。 扉を開けると、さっそく中央でバンズを薪焼きしている姿に目に飛び込みます。この調理のライブ感や薪の香りも、食事体験を確実に盛り上げてくれる装置になっております。 ただし、じっくりと時間をかけて火入れがなされるので、待ち時間は少々かかるがもちろんこれも計算済み。コース仕立てになっており、ハンバーガーの登場まで我々を飽きさせることはありません。 「冷製スープ」薪で焼いた玉蜀黍のスープ。甘い! 「水蛸のカルパッチョ」ソースのエッセンスを小出しに。 「フライドポテト」ハンバーガーにポテトは不可欠ですからね。熟成したじゃがいもの甘みと適度なジャンク感が癖になる。 「シャインマスカットとリコッタチーズの白和え」 ここで真打登場。薪の香りたっぷりでカリカリに香ばしく焼いたバンズ、黒毛和牛100%の薪で火入れしたパティ、薪焼きのレタスに、トマトや目玉焼きを重ねたハンバーガー。薪の強烈な香りと肉汁が混ざり合い、インパクト大なアウトプットになっております。照り焼きソースやマヨネーズはもちろんだが、半熟の目玉焼きもソースとしての役割を担います。なんと完成度の高いハンバーガーだろうか。 個人的に大きなハンバーガーを食べるのは苦手なのだが、こちらではビニールの手袋をして食べさせる。ハンバーガーは遠慮なしに豪快に食べたいものだが、そんなインサイトまで上手についております。これもまた画期的。 最後はオレンジピールをかけた「自家製ミルクアイス」で締め。さぁ、次はどんな料理を薪焼きするのだろうか。これからの末富ブランドも楽しみでございます。 ご馳走様でした。 — atami東京都港区赤坂3-9-2 No.R赤坂見附 1Fhttps://tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13292684/