３つの”たて”と、素材にこだわるとんかつ。@とんかつ 蒼樹

神奈川の上大岡にあるとんかつ店『とんかつ蒼樹』を訪ねます。

創業は2021年末と新しいですが、すでに県内トップクラスの評価を獲得する人気店となっております。その秘密の１つは”たて”にある。切り”たて”の肉を、揚げ”たて”で提供し、これを炊き”たて”のご飯と合わせてくれるのです。ご飯などは、砂時計と一緒に釜が用意され、目の前で完成する本当の炊きたてのご飯が提供されます。

”たて”ばかりではなく、ブランドへのこだわりも強い。特に創業のきっかけになったという林ＳＰＦへの思い入れが強いようです。ただ、もし林ＳＰＦを食べ慣れてるなら、もう１つの銘柄豚「贅豚」がおすすめとか。その脂の強さに特徴があり、名前の通りの贅沢な脂が楽しめる肉となっております。

ロースかつ定食、2800円。

大の脂好きでなければ、リブロースではなく普通のロースがおすすめ。ロースにおいても、驚くほどの脂の存在感であり、旨味がジュースように飛び込んできて、塩によって引き出された甘味が口の中にぶわっと広がります。

ロースでこの脂身なら、確かにリブロースはどうなるのだろうというレベルだ。低温調理でじっくり揚げた衣は、白くて粗め。雪のようにふわっと口溶けがよく、主役をきっちり豚肉に譲ります。これは美味しい。

ご馳走様でした。

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とんかつ 蒼樹
045-291-2897
神奈川県横浜市港南区大久保1-8-1
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140307/14085229/