2024.07.27 昼 出汁が秀逸すぎる!金沢の茶屋街で蕎麦懐石。@蕎味 櫂 そば 金沢 10000円〜29999円 ★★★★☆ 金沢文化を代表する茶屋街のひとつ、ひがし茶屋街。この茶屋街の奥で暖簾を掲げる蕎麦懐石の店『蕎味 櫂』をご紹介してまいりましょう。 蕎麦をメインに据えたお料理のコースだが、その料理のクオリティの高さも評判が高い。蕎麦屋にとっては出汁が重要なものだが、これが特に秀逸。お椀などは日本料理顔負けのレベルで、昆布と節でひいた一番出汁は絶品だ。ちなみに、今回は鱧のお椀。 蕎麦は福井や富山の在来種の自家製粉。かなり細めのそばながらも、力強く香りが良い。必然的に舌に触れる表面積が増えたことも、香りをビビッドに感じる理由だろう。ぜひ、最初の一口位は塩と合わせて食べてほしい。外二の配合を採用していることもあって、喉越しの良さもばっちり。出汁のレベルの高さはすでに紹介済みの通りでございます。 その他の料理も、蕎麦屋が持つ強みが見えるコース設計になっていたり、北陸の幸を巧みに利用していたりと、キャリアや地の利を見事に活かしております。それでは、コースの内容をご覧にいれましょう。 「雲丹と潤菜」 「穴子の飯蒸し」蕎麦の実もしのばして。 「赤烏賊と平目のお造り」 「八寸」小鉢は、夏野菜と土佐酢のゼリー。ナマズに器には、合鴨ロース、鯵寿司、いんげんの胡麻和えなど。鯵寿司の米にあたる部分が蕎麦なのにびっくり。 「鰊と茄子」こちらも出汁使いが秀逸。 「鱚と玉蜀黍の天麩羅」天麩羅専門店顔負けのクオリティー 「わらび餅」 ご馳走様でした。 — 蕎味 櫂076-252-8008石川県金沢市東山1-23-10https://tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17009816/