2024.07.13 夜 人気沸騰中のフレンチは子供部屋!?@Chambre denfants フレンチ 名古屋市 10000円〜29999円 ★★★★☆ 人気沸騰中のフレンチ『Chambre denfants (シャンブル ダンファン)』を訪ねます。 シェフは予約困難店のフレンチ「ヴァガボンド」のご出身。クラシックではなく、イノベーティブな方向を向いた料理達。食材の組み合わせは個性的ですが、上手に一皿ずつとまとめております。お店はご夫婦で切り盛りしているそうで、小さなお子様がバックヤードで待機しているそう。たまにその姿が見えるのですが、店舗全体に笑顔を作るマスコットのような存在に。ちなみに、屋号は子供部屋という意味だそうで、彼女にとってもこのレストランは”Chambre denfants”なのでしょう。笑 料理のラインナップはこちら。 「さくらんぼ」佐藤錦とフォアグラのテリーヌを胡麻のチュイールで挟んで。醤油の香ばしさも加わったインパクトのある一品から。 「真蛸」プチトマト、赤玉ねぎ、焼いたパプリカを使ったガスパチョ。枝豆や潤菜なども参加。蛸は水蛸のような柔らかさを感じる仕上げ。 「鮎」豊川産の鮎のコンフィ。ここに鮎のムースが加わり、たっぷりのハーブを重ねたタルト。ソースは蓼酢が担当しているなど、定番の鮎の食べ方の再構築系。フェンネルの花を添えて。 「鱧」鱧の焼き霜をかすごを丸ごと潰したというスープドポワソンに浮かべて。素揚げしたモロヘイヤや紫蘇の花が舌と目のアクセント。鱧の下には焼き茄子とクスクス。 「栄螺」サザエと豚足のクロケット。中はコラーゲンたっぷりで、煮凝りを揚げたような感覚か。サラダと一緒にいただきます。サラダにはアピオスの花が参加。 「オマール」オマールのポワレ。爪の部分はバターで食べさせます。金時草のソテーを付け合わせに。こちらにはニンニクの仲間の花が参加。 「パイ」鰻のパイ包み。東海地方らしい遊び心のあるアウトプット。鰻の出汁と赤ワインを煮詰めたソースが、当然のように相性抜群。 「夏鹿」北海道産の夏鹿のロース肉のロティ。鹿出汁のソースで。シンプルながらもやはり花が華やかさを作ります。今回はマリーゴールド。 「エルダーフラワー」口直しのアイスもまたお花が担当。 「桃」マスカルポーネやスモモのムース。赤紫蘇のグラニテ。 「茶菓子」抹茶のクッキー、レモンケーキ、ルバーブのマカロン、フィナンシェ。 ご馳走様でした。 — Chambre denfants052-990-4513愛知県名古屋市西区花の木3-6-14 天神山ビル 1Fhttps://tabelog.com/aichi/A2301/A230109/23085879/