名物はトマトタンメン。@ 李園

創業1986年、横浜エリアで根強い人気を誇る中華料理店『李園』を訪ねます。

場所は横浜中華街からは少し離れた場所にあり、立地便りではなくきっちり料理でお客さんを引き寄せる実力店でございます。壁にはびっしりとメニューが並んでおりますが、その中で一番人気を誇る「トマトタンメン」からご紹介してまいりましょう。

すっきりとした鶏ガラベースのスープの中に、フレッシュなトマトが加わり、この季節にもぴったりの酸味の効いたスープに。これが細い中華麺をコーティングしているわけだが、前半と後半でその印象がガラリと変化していきます。熱々すぎることも手伝い、麺とスープの距離を感じてしまったが、不思議と後半にこれがマッチしていきます。

特に、卓上の酢や辣油を投入すると、この距離がグッと縮んでまいります。癖になる味わいで人気を獲得したのに納得感がございます。

もう１つ名物的なポジションで高い人気を誇るのが「油淋鶏」。パリッと揚げた鶏肉が、酸味の効いたタレでコーティングされます。食べ応えは十分だが、やや油が強めな印象は否めない。ところが、一緒に添えられたトマトと食べれば一瞬で解決していきます。このお店のシェフ、どうやらトマトの名手のようだ。笑

トマト以外で言えば「排骨炒飯」も大人気。チャーハン自体はあっさりとした仕上がりなのだが、スパイスの効いた排骨と餡掛けのソースが強いインパクトを作っております。結果、しっかりと味が強く、レンゲの止まらぬ炒飯となっております。

ご馳走様でした。

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李園
045-621-9878
神奈川県横浜市中区本郷町1-18
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140106/14000539/