京都の予約困難洋食。@ コリス

京都の東山エリアにある洋食店『コリス』を訪ねます。

予約は争奪戦になるほどの人気店で、訪問のハードルは結構の高さを誇ります。ちなみに、その月の最終営業日の朝8時より翌々月分の予約を受け付けているが、電話のかけ続ける忍耐力が必要です。笑　母一人、娘二人で切り盛りしているそうで、やはり阿吽の呼吸で絶妙な連携が図られております。付かず離れずの接客も心地良く、人気店たる所以はここにも隠されていそうです。

メニューは王道の洋食ばかりでなく、どちらかというビストロのイメージに近いようなメニュー構成も。

どれも魅力的なものばかりですが、ボリュームが多いのも１つの特徴なので、人数が多ければ多いほどより楽しめそう。迷うことは必須なので、メニュー選択のご参考になれば幸甚です。

「マカロニグラタン」
ねっとりとクリーミーなベシャメルソース。どこか優しさも感じるアタックで、素材の味をしっかり感じられる仕立てになっております。ぶりぶりと弾力のある海老、旨みを閉じ込めた貝柱、ハムの塩気など、それぞれの味わいがグラタンを１つ上のレイヤーに連れていきます。ソースでしっかりとコーティングされて一体感のあるマカロニも美味しい。チーズの焼けた香ばしさも良いアクセントになっております。

「豚のブルーチーズカツレツ」
ネーミングからも伝わる個性的なカツレツ。ナイフを入れると、ブルーチーズがとろりと溢れ出します。ブルーチーズの味が想像以上にビビッドにくるので、ブルーチーズ好きにはきっとたまらないでしょう。チーズは苦味のあるデミグラスチーズと混ざり合い、さらに大人なソースを完成させます。個性が際立つぶん好みは分かれるでしょうが、オリジナリティーあふれる料理は必見です。

「ビフカツサンド」
名物的な位置付けにあるのがこのサンドイッチ。美しいピンク色の火入れの肉は劇的に柔らかい。口溶けよく旨みだけが口の中を通り過ぎていくかのようです。肉の脂とマスタードの相性も抜群で、いくらでも食べられそうです。笑

ご馳走様でした。

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コリス
075-561-9281
京都府京都市東山区松原通大和大路東入2丁目轆轤町101
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26006119/