2024.06.15 夜 山形県のご当地グルメ「板そば」って何だ!?@そば処 庄司屋 本店 そば 山形・上山 1000円〜2999円 ★★★☆☆ 山形県のご当地グルメ「板そば」って何だ!?その言葉通り、底の浅い板に盛り付けられた蕎麦のこと。親戚や隣人などと大人数で蕎麦を分け合う”蕎麦振る舞い”という山形の風習に由来する。ざるのように水がこぼれ落ちないように、ご縁を大切にするために板を使ったんだとか。ちなみに、一般的には板そばというと田舎蕎麦のイメージがあるが、厳密には容器の問題であって、蕎麦の形状には関係がないそうだ。 今回はそんな「板そば」の名店をご紹介してまいりましょう。 『そば処 庄司屋』、創業は江戸末期で県内で最も古いとされる老舗でございます。 現在は5代目が継いでいるそうですが、東京や海外でも腕を振るった方であり、伝統と革新、両方の視点で蕎麦と向き合っているといったところか。板そばはベースにして、せいろと更科の相盛や天麩羅付きのものあったので、今回は「相盛り板天(2400円)」を。 蕎麦は、蕎麦粉十割、つなぎ一割の、いわゆる外一蕎麦。どちらも食感に強い特徴があり、せいろはむにっと、更科はしっかりとコシがある印象。おかずの受け皿のような懐の深いそばで、ぜひ天麩羅と一緒に食べたいところ。 ちなみに、天麩羅の内訳は、海老、鱚、南瓜、茄子、大葉、椎茸と豪華なラインナップ。2種類の蕎麦と天麩羅が1つの板に乗った絵は壮観であり、確かにお祝い事にふさわしいビジュアルをしております。 ご馳走様でした。 — そば処 庄司屋 本店023-622-1380山形県山形市幸町14-28https://tabelog.com/yamagata/A0601/A060101/6000003/