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2024.05.09 夜

注目の清澄白河に、楽しみな飲食店が加わった。@Lol.

フレンチ

築地・湾岸・お台場

10000円〜29999円

★★★★☆

下町の風情の残る清澄白河が、注目スポットとなって久しい。

アートやカフェの街と呼ばれているが、そのトンマナにぴったりな飲食店も次々に登場している。2024年5月、また楽しみな飲食店がここに加わった。名前は『Lol.(ロル)』、舌鼓を打つという意味の”Lick One’s Lips”が由来。

オーナーは三つ星フレンチの「レフェルヴェソンス」出身で、25歳と若くして一国一城の主人となったソムリエの富田氏。同じ年であるシェフの中島氏は、イタリアンやスパニッシュの経験を持つが、その枠に止まることのないアウトプットに新しい感性を見ることができます。店舗となる古民家の改装には自分達も手を入れたそうで、そのDIY感も若者らしく好感度が高い。

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ソムリエ出身だけにワインの品揃えも素晴らしい。同世代が楽しめるようなカジュアルなナチュールから往年のワインファンが喜ぶようなグランヴァンのワインも並ぶ。二階には和室を改装したウォークインのセラーがあり、お客さんはその中から自分で選べるような演出も予定しているとのこと。

また、ちなみに、屋号と同じ「Lol.(ロル)」の名前のクラフトビールもあるなど、オーナーのキャパシティーの広さに改めて驚かされます。ちなみに、今回はドメーヌ・タカヒコの「ナナツモリ ピノ・ノワール」と「ラディコン」の2本をいただきました。素晴らしいラインナップ!

さて、そろそろ料理に目を向けてみましょう。ノージャンルと伝えたが、カテゴライズするならビストロ。イタリアンやスパニッシュのエッセンスはもちろんあるが、いい意味での大衆的なつまみ料理というイメージが強い。ソムリエ出身ならではコンセプトと言っていいでしょう。

その中ですでに名物的な雰囲気が漂う「カニクリームコロッケ」がお気に入り。ホワイトソースにはズワイガニと蟹味噌が混ざり、さらには焦がしニンニクのインパクトが満足感を作っております。

その他の料理のラインナップはこちら。

「炭焼きロメインサラダ」シーザーサラダ仕立て。

「ヤリイカのスパイシーグリル」柔らかな火入れが素晴らしい。スパイス感も竹墨のアイヨリソースもワインとの相性を作ります。

「猪の炭焼きハンバーグ」大根のおでんと合わせて、都合、おろしポン酢ソースのハンバーグに。肉肉しい味わいのアクセントに。

「とじない親子丼」焼きおにぎりをあご出汁ベース調味。〆にピッタリの優しい一品。想像の斜め上だった。笑 

改めて、おめでとうございます。ご馳走様でした。

Lol.
050-5593-3256
東京都江東区清澄2-5-3
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13294765/

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