広島式汁なし坦々麺の最大功労者の１つ。@中華そば くにまつ

いまや広島の名物グルメの１つに数えられる、汁なし坦々麺。2001年創業の「きさく」が広島における汁なし坦々麺の元祖と呼ばれております。

その発祥はもちろん中国なので、厳密には広島における局地的なブームの火付け役といったところでしょうか。そして、このブームを絶対的にしたのがここ『中華そば くにまつ』。彼の功績はホームページにてレシピを全て公開したことにあるだろう。その結果、広島市内に多くの汁なし坦々麺専門店が登場したというわけです。

汁なし坦々麺、３辛。

発祥は中国と紹介したが、日本の醤油や味噌を使うなど、きっちり日本風のアレンジが施されます。唐辛子の刺激もあるが、痺れる花椒の香りが印象的。

麺が低加水でしっかりと食感があるので、これが辛さを余韻に残す装置になっているようです。

味変のアイテムも充実しておりますが、個人的には鎮江香酢がお気に入り。酸味だけでなく濃厚なコクが辛さといい感じにマリアージュしていきます。

これで終わらないのが広島式。残ったタレにはご飯を投入して、最後まで残さず食べるべし。サステナブルなんて言葉が流行る前から、広島式の坦々麺は１つも無駄を作らないのです。

ご馳走様でした。

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中華そば くにまつ
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